【ブラックペアン】ドラマ7話ネタバレあらすじ 人の敵は人

そろそろ話しの展開が大学病院そのものの権力と私欲に満ちた争いの場であること以外に、

 

そこで働く人達の生きざまがだいぶわかってきた。

 

今回は、治験コーディネーター木下香織(加藤綾子)の存在が大きなカギとなった7話を振り返ります。

 

Sponsored Link

渡海先生の左遷

 

大学病院においても、一般の病院においても手術をする際には、かならず家族の了承を確認するために、

 

手術を受けることへのサインをしなければならない。

 

そしてもう1つ大事なこととして、家族が医師であり手術をできる外科医であったとしても

 

身内の手術に執刀することはできないこととなっている。

 

当たり前だが、これまでにもかならず起きていた手術中のハプニングに

 

冷静さを失う危険を避けるという理由からだ。

 

だから前回の渡海先生が自分の母親の春江(倍賞美津子)の緊急事態に執刀したことも本来ならば、

 

病院を辞めなくてはならない程の大きな問題となりゆるものだった。

 

しかしそれを案じた春江が、先に承諾書に一筆加えたことで病院を去ることを免れた結果となっていた。

 

だが、そのまま何も処分のないままというわけにはならず、

 

渡海先生はなんと帝華大学へと辞令が降りてしまう。

 

そこには、前々から西崎教授の「東城大学崩し」の策略がうかがえる。

 

すでに帝華大学は今の2倍の報酬で渡海先生を引き抜こうとしていたこともわかり、

 

技術の優れた渡海先生が東城大学よりいなくなることで東城大学の技術力を落とすのが目的だった。

 

渡海先生には、そんな中、一人帝華大学へと向かっていく。

 

治験コーディネーター木下香織の過去と今

 

渡海先生が帝華大学へと赴任してまもなく、新しい治験患者が紹介される。

 

その人物は山本祥子(相武紗季)。

 

彼女は、隣街で看護師として働く人物だ。

 

だが、治験コーディネーターの木下香織が祥子に気が付くと、血相を変えて病室を出て行ってしまう。

 

山下香織は、実は元看護士。

 

しかも祥子と同じ病院に6年前まで勤務していた経歴がある。

 

そして山下と祥子が同じオペに入った時に事件は起きたのだった。

 

執刀医の指示で渡した医療器具での処置のすぐあとに患者の容態が悪化して医療ミスとなってしまっていた。

 

その責任追及のために祥子が行ったのが、木下の渡した手術器具が間違っていたという証言だった。

 

そのことで、看護師を続けられなくなった山下が、

 

現在の仕事の治験コーディネーターになってまた医療に携わるようになり現場に戻って来た。

 

1話からミステリアスで本当に考えていることを見せないとう素振りをずっとしてきた香織の

 

その理由がここでやっとわかった。

 

その香織が「人の敵も人」という。

 

全部の病院が同じような事をしているとは考えないが、

 

どの病院においても医師から看護師への指示の行き違いなどは、人間ゆえに必ずあるだろう。

 

そうした時にその場での地位の高い医師の方が看護師を簡単に切り捨てるようなことがあってはならない。

 

その時の山下香織が受けた屈辱や悲しみ無気力さから、

 

少々毒のある振る舞いではあるが、もとの現場に戻っていったその努力は計り知れない。

 

そして祥子は、カエサルでの手術に同意してくれている人で渡海先生が担当している患者でもあった。

 

だが渡海先生がいない今、担当が黒崎先生へと移り、祥子の治療が交代していく。

 

その際に看護師に2種類の点滴を投与するよう指示するのだが、

 

もしその薬が体に入れば、死に至るほど危険なもの。

 

それに気が付いた山下香織が点滴の流れを止めたことで事なきを得る。

 

だが、またしても看護師にミスをなすりつけようとする黒崎先生をみて、

 

山下香織の気持ちに変化が起こり出す。

 

今回の手術がカエサルを持ち込み、カエサルを熟知している高階先生ではなく、

 

佐伯教授のしもべのような黒崎先生の執刀と決まった。

 

納得のいかない高階先生は、いつものように、一人黙々とカエサルの操作の練習に励んでいたものの、

 

それも邪魔されてしまい、当日を迎えた。

 

カエサル(機械)は万能ではない

 

指示されたことを100%完璧にこなすのが機械。

 

だが人間の体は複雑でそれだけでは済まないことが必ず起きる。

 

突発的に起きたアクシデントに対応するために人間がいるのだ。

 

そんな中、カエサルでは問題がなかった祥子の手術に血栓が残っていることがエコーに映る。

 

そのまま放置すれば患者は、手術後に必ず命を落とす。

 

それでも手術自体にミスがないからと終わりにしようとする黒崎先生。

 

それに対し、祥子を救うことしかなかった木下香織が脅しのようにマイクで手術室へと語り掛けだす。

 

それを聞いて我に返った高階先生がカエサルを動かしだす。

 

この展開は、いつもなら渡海先生がやるものだが、いつのまにか渡海先生の近くにいることで

 

「患者を助ける」ということに徹する気持ちが強くなったのだろう。

 

そして無事祥子の手術は、終わり祥子も山下もこれまでの気持ちから吹っ切れて二人の間が戻って来る。

 

帝華大学での渡海先生

 

渡海先生が赴任し、そこで見つけた東城大学から帝華大学への情報漏洩。

 

しかもそれが東城大学の医院長が首謀なことで、またあらたな混乱が生まれることとなった。

 

まさかライバル関係の帝華大学に媚を売っていたのだから、もう医院長の椅子は、来週にはないだろう。

 

だが、渡海先生が真相を暴こうとしている自分の父親とは、関係のないのではないだろうか。

 

それとも東城大学にその当時いた人物を根こそぎ破滅するつもりなのか。

 

とにかく渡海先生の計画の外堀は、埋まりつつある。

 

さらに高階先生は、以前帝華大学と繋がっており、西崎教授から「佐伯は心配ない」との言い分。

 

次回で佐伯教授にダメージがいくのは間違いなさそうだ。

 

まとめ

 

祥子は、自分が人の命を救うのに役立つならと申し出た治験。

 

そして山下は手術を待っている患者を一日でも早く救うためにおこなう治験のコーディネート。

 

どちらもアプローチは違うが、誰かの役に立ちたいと思う気持ちは同じ。

 

そういった真摯に患者と向かい合う者が今の医療を支えている。

 

患者を治しているのは医師だけではない。

 

看護師、薬剤師、医師、薬品会社、医療器具会社など、すべてが機能してはじめて医療は成立する。

 

今回は、医師そのものの立場ということではなく、別の角度からの医療の在り方が示されたようだ。

Sponsored Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。