今からでも見たいドラマ【ブラックペアン】ネタバレ!解説

様々な医療に関するドラマがこれまでも放送されてきた。

だが、見ていて続きが気になるというのは、

やはり大学病院を舞台とした医師たちの闘いではないだろうか。

町医者から、総合病院、そして最後の患者の砦となるのが大学病院。

人々は、その最高の頭脳と技術を持ち合わせた者たちと疑うことのない大学病院に命を預けようとする。

だが、ブラックペアンのようなドラマを見ていると、

医師たち全員がそもそも患者のための医療という立場を第一に考えているのかが疑問に思うことが多い。

そんな毎クール、どこかのテレビ局で放送される医療ドラマの中の1つが

今回は「ブラックペアン」。

面白いという評判は聞くものの、「これから見ても楽しめるかな?」と迷ってはいないだろうか。

「ブラックペアン」は、ちょっとこれまでの権力闘争の医療ドラマとは、一線を画している。

これまで見てなかった人にも、見ていてよくわからないことが多くなってきた人にも

一度ここまでを確認してみよう。

 

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ドラマを複雑にしているもの~その1~2つの大学病院

 

まず、このドラマの中核となるのが、

人間の手では処置ができにくい僧帽弁形成手術という心臓疾患の病気をめぐる攻防となっている。

ドラマが展開されるのは、

佐伯教授(内野聖陽)、渡海先生(二宮和也)、研修医の世良先生(竹内涼真)が在籍する東城大学。

そしてもう1つの大学に西崎教授(市川猿之助)高階先生(小泉幸太郎)がいる。

この2つの大学は、一般人の見た目からすれば、どこに格付けの根拠があるのかわかりづらいが、

大学の格は、西崎教授のいる帝華大学の方が上位となっている。

よって西崎教授の権力は絶大。

ゆえに本来なら西崎教授自身が実際に臨床を行い、論文を書くのが自然のことながら、

新しく導入するスナイプの失敗の責任が自分にくることを回避しようとしたのだ。

それゆえ高階先生を東城大学へと送り込み、そこで失敗も含め論文を書かせる手段を取る。

そして手術を重ねて、そのデータから作られた論文を西崎教授のもとに送るという段取りをして

高階先生を東城大学へと送り込んだのだった。

 

ドラマを複雑にしているもの~その2~西崎教授VS佐伯教授

 

今回の「ブラックペアン」では、いつものような教授の椅子をめぐる派閥抗争という構図にはなっていない。

二人はすでに大学での権力を手に入れた存在として登場している。

なら狙うべきものは何か?

それは、日本外科ジャーナルに掲載されることで獲得できるポイントなのだ。

重要なポイントは、

西崎教授と佐伯教授が最後の頂点である外科学会の理事長の座を巡って繰り広げられているということ。

それは、本当の意味での日本の外科医の頂点。

そこまでたどり着けるのはたったの1人。

そのための自分の武器となるのが論文を掲載されることなのである。

現時点でのポイントはわずかに佐伯教授が多いのだが、そこにも判断が難しいものがあった。

それは佐伯教授は、スナイプがアメリカからくるまでの従来の手術法の佐伯式での論文でのポイントのみ。

しかし西崎教授は、論文の偏りはない点が、

多少ポイントが少なくとも評価につながる可能性も十分にあり得るからだ。

佐伯教授が成功させた佐伯式は、

オンビート(心臓を動かしながら手術する方法)での手術となるが開腹する必要がある。

ゆえに術後の回復に時間がかかるという問題があり、しかも佐伯式手術ができる医師が

佐伯教授と渡海先生のみという技術的には一般的ではないという現状があった。

 

 ドラマを複雑にしているもの~その3~治験コーディネーター加藤綾子

 

製薬会社や、医療器具会社が病院に営業をかけ、新薬をいれてもらう、

あたらしい器具を購入してもらうということは、これまででもよくある話。

だが今回の治験コーディネーター木下香織(加藤綾子)は、特によくわからない存在として毎回登場する。

時に佐伯教授とミシュランのレストランで食事。

その間に連絡があれば、渡海先生にも自分の持ち得る情報をバンバン送りつけてもいる。

そして大金も渡す。

1人の治験コーディネーターが行える範囲ではない程の幅の広い役を担った彼女の目的は一体なんなのか。

初めてのドラマ出演でぎこちなさがかなりにじみでているが、役どころは、かなりのキーパーソン。

彼女が見方になるか、敵となるかで、だいぶ話の行方は変わっていくのではないだろうか。

 

ブラックペアンは、新しい医療の行方

 

あらゆる分野で、AIなど人が直接することのない作業が行われ始めている。

そして、医療の現場においても同じく知能を持ち合わせた器具が普通に使われるようになるのも

そう先の話でもないだろう。

ブラックペアンでは、そんな新しい器具が新たに登場してくる想定になっているため、

これまでとは違う、新しい形の医療ドラマの幕あけになるのではないだろうか。

 

ブラックペアンの登場人物の個性

 

最初は「オペ室の悪魔」といわれる二宮和也さんの渡海先生。

そんなあだ名とは裏腹にこれまで全員の命を救ってきている。

そして本当に医師として立ちふさがる最初の壁にぶち当たっているのが世良先生。

おそらく普通の医師なら最初はみんな同じように悩み、苦しみ、迷うはず。

竹内涼真さんの若くさわやかな演技が魔の手術室での出来事や、患者さんとのふれあう態度で本来、

一般人が求めている医師の姿を表現してくれているようだ。

もちろん、高階先生も同じ。

そろそろ渡海先生の「何か」に気づきだすころと思っていい。

 

まとめ

 

緊張の1時間があっという間に終わる時に、

ふっと小田和正さんの「この道」のやさしいメロディが流れてくると、

いかに張り詰めた緊張感の中で見ていた自分に気がつく。

小田さん自身も「この作品が曲を書かせてくれた」といっているように、

おそらく同じように緊張で一杯になったところから書き始めたのかもしれない。

ドラマとエンディングが合わないという声も聞いたりするが、

ドラマを見てからさらにテンションMAXの曲だとしたら、このドラマには合わない気がする。

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